なにもない

耳では決して聞こえない音と
目では決して見えない光と
手触り感のない絵の具のようなものを混ぜて
なんとも言い難いなんとも言えない何かを
描いたキャンバスの上で、
何か大切なことを忘れてしまったような感覚に陥って、
寂しいような、なんとも言えない感情に苛まれた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP